コミュニケート不全


さて先日、東京都町田市のとある書店にて、女性(にょしょう)がTRPGのルールブックを手に取るところをはじめて目撃しました。いやまぁ、イエローサブマリンなどの専門店でならば、過去にそういう場面に出くわしたこともありますが、一般書店という「日常空間」でそのような場面を目撃したのははじめての経験だったのです。そもそも男性が手に取る場面すら目撃したことがありません。つまり僕にとってそれは、あまりに衝撃的な、そして感動的な一場面だったのです。そこをまず、皆様にはよろしくご理解いただきたい。


なんともまあ困った気性なのですが、僕の心の奥底には秘められた愛情タンクが鎮座ましましており、けっこう奇妙なきっかけでその愛情タンクが満たされてしまうわけです。猛烈な愛を感じるわけですよ。極めて突発的に。もっとも、冷めるのも早いですけどね。


とはいっても別に、いわゆる一目ぼれとか、そーいう恋愛感情とは関係ないんです。*1だからなんというかまあ、世界の外れの無人島で自分以外の誰かと出会ったような。そんな暖かい感情で心が一杯になるわけです*2


あらあら、どのシステムにするのかしら?あらあら?ブレカナ?うんうん、そーね人気システムだもんね。おっ?買うのか?買うのか?ご購入なのかぁ!?


まるで「初めてのお使い」を見守る親ごさんの心境です(きもち悪っ!!)


んで、ブレカナと関連資料をご購入され、旅立っていく娘さんを見送るハリー。そんなときはつくづく、自分のコミュニケイト能力の低さを呪います。 

*1:ホント。マジで。ちがうって。バッカおまえだけだって。だから10万貸して。あと俺と別れて

*2:これがコンベーションでの風景なら別にフツーのことなんですけどね