すごい逃げっぷり





イディ・アミン・ダダ・オウメ(Idi Amin Dada Oumee, - 2003年8月16日)は、ウガンダの軍人出身の元大統領。ムスリム(イスラム教徒)。身長2mを超す巨漢で、アフリカのボクシングヘビー級チャンピオンになったこともある。



参謀総長だった1971年1月に、クーデターでオボテ政権を打倒して政権を掌握。アドルフ・ヒトラーを尊敬し、1970年代のウガンダに独裁政治を敷いた。



反体制派の国民約30万人(40万人説もあり)を虐殺し、「アフリカで最も血にまみれた独裁者」と称された。ついたニックネームが「食人大統領」。



1978年、隣国タンザニアに侵攻するも失敗、逆にタンザニア軍に首都カンパラまで攻め込まれた。

1979年、反体制派のウガンダ民族解放戦線に攻撃されて失脚。リビア経由でサウジアラビアに(チャック全開で)亡命した。

2003年8月16日、亡命先のサウジ・ジッダの病院で、多臓器不全による合併症で死去。