そもそも

戦国大名はやり手を選ぶゲームである。非常にマニアックかつマゾヒックなゲームだ。
最近流行りのドイツ系ボードゲームと比較すると、戦国大名のシステムは複雑怪奇である。過去に隆盛したウォーシュミレーションゲームの流れをくんでいるためだ*1
自分の勢力圏を必死に築き上げても、大名の死亡、家臣の寝返り、一向一揆などのイベントによって、それらの努力が一発で無に還ることも多い。いたってマゾヒックなゲームなのである。


だがしかし、その複雑なシステム*2とマゾヒックなゲームバランスが意図することを理解できれば、戦国大名にはマルチゲームの与える楽しみが全てが詰まっている。

*1:細かいユニットチットで戦力を表し、戦闘結果にはチャート表を使用

*2:あくまで、ドイツ系ゲームにくらべての話。一般的なウォーシュミレーションに比べれば非常に簡便なシステムである