再びリヴ

さて、ハリーかく語れりなのだが。
他人にだな、やれ好きとか嫌きらいとか、愛だの恋だの(うんぬんかんぬん)を求めるためには、自分が他者を愛する他ないのである*1。これはほんとうに真実で、おかしくって笑えるくらい他に方法はない。


この世に孤独もへったくれもない。
そんなもんは幻想だ。生ゴミといっしょくたにして捨てろ。


俺は3歳のときにマムに捨てられ、ダッドはとんでもねえ呑んだくれ。グランマもグランパも宗教狂いで、兄のジミーとジェイムスと三人、コカ・コーラの瓶を拾って生きてきたのさ。だけど俺たち兄弟はファミリ−を愛してるぜ。


そうさ。そうすりゃ。人生はハッピーだ。



*この物語は全てフィクションであり、実在の人物、団体とは一切関係ありません。

 

*1:ことは男女の艶話にかかわらず