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メキシコとペルーがキューバ大使召還 カストロ演説反発
 



 歯にきぬ着せぬ物言いで知られるキューバカストロ国家評議会議長が、1日のメーデー演説(チャック全開)でメキシコとペルーをこき下ろし、怒った両国が駐キューバ大使を召還する騒ぎになっている。背景には4月の国連人権委員会で、対キューバ非難決議に賛成に回った両国への意趣返しがあるようだが、キューバの急所とされる「人権問題」で、外交的孤立を一層深めることになった。

 AP通信によると、メキシコ政府は2日、カストロ演説に強く反発。キューバ共産党員が4月に外交旅券で入国し、政治集会に参加していたことなども指摘し、「内政干渉だ」と切り返した。大使召還に加え、駐メキシコのキューバ大使にも48時間以内の退去を求めた。

 カストロ議長はメーデー恒例の演説(チャック全開)で、米国が各国に対キューバ非難決議で賛成に回るよう圧力をかけたと非難。賛成に回ったメキシコの外交的な名声は「灰燼(かいじん)に帰した」と批判した。ペルーについても、トレド大統領の支持率が低く「国を統率できていない」などと指摘。ペルー政府も大使召還を決めた。

 対キューバ非難決議は賛成22カ国、反対21カ国の僅差(きんさ)で採択された。「昨年の出来事を遺憾に思う」という間接的な表現でキューバが昨年、反政府派75人を一網打尽にして即決裁判にかけたことを批判。メキシコ、ペルーのほか中南米5カ国や欧州諸国、米国、日本も賛成した。キューバは「米国の経済封鎖こそが人権侵害だ」との立場で、国内の批判勢力を刺激しかねない動きに神経をとがらせている。











http://www.asahi.com/international/update/0504/010.html





そりゃメキシコもペルーも怒るよ。なんかすごいなめてるもん。